ナベヅル

2015.2.24　
22日以後、お天気の悪い日が続いています。それでも、雨や雪にはならないし、風もないので、ダメモトということでうわさのナベヅルの地へ向かいました。昨年12月に一羽だけ飛来しこの地で越冬とのこと。とても珍しいそうです。私も野生のツルを見たことはありません。午後2時ごろ、ナベヅル滞在ポイントに到着。さてその辺りを見回しても見物人はいないし、ツルらしい鳥も見えないしと思って土手を歩いていたら、土手に座っている方がいました。その方のおかげですぐにわかりました。田んぼではなく川の対岸の岸辺にいました。熱心に食事中。その方は近所の方でナベヅル飛来以来、ほぼ毎日見にきているのだそうです。というわけでツルの動きをよくご存知。そのうち飛んでこっちの田んぼに降りるから、待っていたほうがいいよということで、おしゃべりしながら待つことに。飛ぶ前には必ず小さな声だけど鳴くのだとか。待つことかなり、予想通り、飛び立って川の中に着地。水を飲んでました。さらに、待って、クックと鳴いた後、今度はこちらの土手を越えて下の田んぼに降りて、食事続行。とても近くに行っても平気でした。３時半ごろから現物人が数人に増えました。あまり飛ばないので見物人が減ったということです。暗くなる直前まで皆さんと眺めていましたが、寒くなったので帰ることにしました。まだまだナベヅルはそこにいて、見たり、写真を撮ったりしている方も数人残っていらっしゃいました。

対岸の土手下、河原のナベヅル。
左：土手の下で延々食事／右：土手の上に上がった。

　

　

　

　

　

　

　

旅立ちの時が来たら、仲間と合流できて、無事に北に帰ってほしいものです。

コメント 2

こんにちは

埼玉に迷い鳥のナベ鶴がきている情報は新聞に掲載されたりして知人も正月に撮りに行ったりしていました。
私も行きたいなぁと思いつつも、深谷は結構距離があって躊躇しています。
私の故郷・薩摩川内市に近い出水市は、ナベ鶴等の越冬地になっていますが、田舎にいたころは鳥に興味がなく一度も見物に行っていません。惜しい事をしたと思います。
by ゆき (2015-02-26 15:10) 

ゆきさん、コメントありがとうございます。

ここからもかなり遠いので話を聞いてもなかなか
行く気になりませんでした。60キロぐらいでしょうか。
ヤツガシラと違って、すぐ出会えたのでよかったです。
ご近所さんによるとたいてい一日中いるけど、
朝より午後３時過ぎがいいそうです。

ヤツガシラはとても近いので時々行ってみますけど、
まだ一度しか出会えません。

出水市は有名なんですね。
このツルも出水市に行きたかったのかもしれません。

鹿児島のご出身なんですね。私は
生まれは愛媛で、一番長くいたのは広島です。
赤ん坊のころ宮崎市に数年いたらしいです。

鹿児島を含む南九州には高校の修学旅行で行きました。



by euridice (2015-02-27 07:55)